シーズン1の最後で王ジョフリーに処刑されてしまったエダードスターク。彼が主役を思っていた視聴者は多いでしょうから、驚いた方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。
さて、処刑の理由としては王への反逆罪ということなんですが、ゲームオブスローンズの世界には決闘裁判なる法律が存在します。
決闘裁判
現在でいうなら被告と原告が弁護士を使って争うような、代理で強い兵士や騎士を出し合って、まどろっこしいことは省略して一体一の決闘で白黒つけよう、という取り決めです。
勿論自分で戦ってもいいのですが、大抵は代理闘士に戦ってもらいます。
過去の決闘裁判
まずティリオンがライサタリーに捉えられた際、決闘裁判で自由の身を勝ち取りました。
ティリオンは一度弟であるジェイミーラニスターを代理闘士にしようとするのですが、間に合わないから駄目~とライサに断られてしまいます。
ライサはその場で孤立していたティリオンに戦わせようとしますが、何とたまたま居合わせていたブロンが、ティリオンに恩を売るために代理闘士に志願したのです。その後無事にブロンが勝ちティリオンは自由の身に。
決闘シーン。ブロンかっこいい!
その後のブロンのサクセスストーリーは言わずもがなです。
他にもシーズン6で、ティリオンがサーセイに王であり息子でもあるジョフリーを毒殺した罪で訴えられ、そこでティリオンはオベリンマーテルに戦ってもらいます。結果はオベリンが負けてしまい、ティリオンはキングスランディンから脱出する事になります。
決闘シーン。ジェイミーだけは最後までティリオンの味方でした。
ティリオンは良く訴えられていますね(笑)
エダードも決闘裁判すればよかったのでは?
エダートの場合、当初は政治のことも考えたサーセイから罪を認めれば、島流しという恩赦を与えられることを約束されていました。
殺されはしないってことですね。エダードも生存、ジョフリーパラシオン王朝も北部の勢力を敵に回すことなくwinwinとなるはずでした。
ところが急転、直前になってキチ〇イジョフリーによってエダードは処刑されることになります。この時はアホのサーセイも青天の霹靂の表情で「それはアカンぞジョフリー」と止めにかかっていたので、パラシオン家、ラニスター家にとっても大打撃となってしまいました。
処刑までのシーン
そのように、あまりに突然の命令だったこともありますが、1番の理由としては王が直接下した命令だったことで裁判という通常の手順をすっ飛ばして処刑されてしまったのではないかと思われます。
エダートは柔軟性のなさから死ぬことになり、王ジョフリーはそのサディスティックな性癖で勢力を弱め、後に自分の命を落とすことになってしまうのです。
2chまとめ
参照元:https://egg.5ch.net/test/read.cgi/tv2/1529040097
エダードも処刑の直前にやったら生き残れたんじゃないの?ジョフリーが強行しようとしても誰かがとめるやろ。
言われてみるとそうだ
何故ネッドはやらなかったんだろう
原作だと1週間位絶食させられていたけど空腹で思考が鈍くなっていたのかな
一応決闘裁判て実際にあった歴史的事実らしいからな
今だって金持ちは高い弁護団雇って財産の力で切り抜ける不公正さがあるし、似たようなもんだったんだろう。
オベリンの恨み、タイウィン達家族の不仲がかみ合わさって行われた愚行。
このドラマは敵も味方も愚かな行為で身を滅ぼすんだよな
エダートは名誉を優先し過ぎて後継者問題に波風を立てた
レンリースタニスは兄弟喧嘩
ロブは目先の愛に
小指は欲望が深過ぎた
デナーリスは浅はかな善意で夫と子供を無くした
デナーリスのは浅はかな善意とは思えない
目の前で女が複数の兵士に強姦されているのを目撃すれば女として助けたくもなるだろう
>>674
何回かデナは自分は兄に売り飛ばされたみたいなこと言ってる
ドロゴは幸にもいい男だったけど何もわからない少女設定だったデナにとっては売り飛ばされたって思いだったから強姦される征服者や奴隷は解放する動機になっていくんだよねって設定が上手くできてると思う
その辺ちょっとS7は物語を畳み過ぎの感があるように思うけど持ち直して欲しいわ
ネッドの場合は王が反逆罪と申し渡したので裁判にはならなかったよね
裁判にならなかったので決闘裁判にも持ち込みようがなかった
嫁も愚か過ぎて女を見る目もまるでなく
統治者どころか家長としても完全な失格ダメ男
ジョフリーの残忍さゆえの行動も読めずで
あれじゃ殺されて当然
ネッドはネッドで本来の跡継ぎだった兄ならどう行動するかっての考えすぎな感じする
まあ先代のブランドンさんもスタークとしてどう行動するべきかにこだわりあっただろうしそれが家風ってもんなんだろうね
元スレで喧々諤々してますが、中世における決闘裁判の前提として「信仰と宗教」ってものがあるのでこの辺が理解出来てないと腑に落ちないって結論になります
早い話が正しいものは神のご加護があるはずなので勝つのです、だから無実を証明できるという理屈なんですね
決闘裁判自体は中世に限らず古代からありますが論法としては同じです
また代理闘士というのは本人が戦えない弱者である前提なので、エダードの場合あてはまらないのと、何より彼が罪を既に告白してしまっているので自らの潔白を証明するために戦うという行為は認められません
普通に考えてあの段階から決闘裁判を提示できないんですね
ちなみにですが女性でも決闘裁判は行なえますし、そういった場合男性時側がハンデとして半分地中に埋まった状態で戦わないといけないなんていうのも実際にあります
マニアっていうかどこぞで読んだのそのまま書いてて草生えるわ
信仰もそうだけど前提としてあるのは現代と違って自力救済が認めらてるって事、これは近代以前は当たり前だったんだよ